相撲

日本の国技の相撲が世界でも注目される理由

相撲は日本の国技であり、伝統と格式のある競技です。日本の神事や歴史と強く紐づいており、日本以外の国でも注目されています。「はっけよいのこった」の掛け声で弾丸のように飛び出しぶつかり合う力士の迫力に魅了されるのは日本だけではないようです。

相撲は相手の力士を土俵から外に出すか、倒したら(足以外の体が地面に着いたら)勝ちなので、初めて見る人でも分かりやすく、出場する力士は全員大きな体格をしているので、力強い戦いが見られることは間違いありません。日本以外にもモンゴルやヨーロッパの力士もおり、国際化が進んでいます。

力士の髷(まげ)や廻しなど、衣装面で日本文化が色濃く出ている点や、競技において礼節を重んじる姿勢も受け入れやすい要因になっています。

主な大相撲ベッティングの種類

大相撲はブックメーカーでも人気の種目です。相撲が詳しい人向けの物や初心者向けな物まで様々なベッティングの種類が存在します。

勝敗予想(Match Winner)
どちらの力士が勝利するかを予想する、最もシンプルな賭け方。大相撲には「番付」と呼ばれるランキングのような順位が存在しているので、強い力士を簡単に調べることが出来ます。
しかし、相撲には同じく「番狂わせ」という言葉があります。下位の力士が上位の力士を破ることを指しますが、そんな言葉が出来るくらいには「番狂わせ」は起きていると考えて賭けるのが良いでしょう。
番付優勝予想(Tournament Winner / Yusho Betting)
相撲は2カ月に1度のペースで「〇〇場所」と呼ばれる15日間のトーナメント戦を行います。そのトーナメント戦で誰が優勝するかを予想するベッティングです。
横綱や大関といった番付上位の力士が優勝することが多いですが、関脇以下の力士が優勝することも少なくはありません。
ストレート勝負(Straight Bet)
対象の力士が勝つか負けるかを日付ごとに予想します。
相撲の対戦相手は、番付やそれまでの勝敗で決まるため、対戦相手はその日にしか分からないので「対象の力士が何日目に勝つか負けるか」というベット内容になります。
勝ち星オーバー/アンダー(Over/Under Wins)
相撲では勝利数を「勝ち星(白星)」と呼びます。対象の力士の勝ち星が設定した数より多いか少ないかを予想するベッティングです。力士は1日に1取組必ずあるので、全勝で15が最大となりますが、横綱でも稀です。
注目する力士がいる場合は、より予想が楽しめるベッティングと言えるでしょう。
決まり手予想(Winning Technique Bet)
相撲の取組で勝敗を決めた技のことを「決まり手」と言います。決まり手は八十二手が公式によって決められています。このベッティングは勝敗予想と決まり手の2つを予想します。
勝利する力士は当たっていても決まり手が間違っていると、もちろん負けになります。力士の得意な技を把握しておくといいでしょう。

大相撲のベッティングで見るべきところ

大相撲は力士同士の個人戦なので、力士の情報が必要不可欠です。とくに怪我の有無は勝敗に直結する重要な情報です。怪我の具合によって欠場することは珍しくありません。先場所の様子や取り組みの状況などから、ケガの具合はある程度予想が立てられます。

力士の過去の対戦成績も重要なデータです。相性が悪すぎるのか、特定に力士にびっくりするくらい負けっぱなしになっていることがあったりします。そこまでいくとオッズに顕著に表れますが、拮抗する実力の場合には何で勝つことが多く何で負けることが多いのかというデータは重要です。

大きく勝つことを狙うなら「番狂わせ」が起きそうな取組を探すのもありでしょう。15日間連続して力士は激しいぶつかり合いをしているのですから、疲労や細かい怪我は常に付きまとう世界です。10日目以降は特にその影響が出やすいと言われます。取組後の些細な変化を見逃さないことが、番狂わせ予想を的中させることに繋がるでしょう。